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木原連合町内会さん
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地域の暮らしを伝える移住定住ローカルプロモーション動画配信中!
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どんな地区か教えて!
木原地区は、三原市及び尾道市中心部に近接するとともに、南側に瀬戸内海が広がる風光明媚で温暖な土地柄です。本地区の国道2号南側には市街地が形成されており、住宅や工場が立地しています。また、国道2号北側の斜面地に農村地域が広がり、柑橘や分葱などが栽培されており、その北側を山林が覆っています。
しかし、本地区の大部分を占める国道2号北側の農村・山林が市街化調整区域に指定され、都市的土地利用が制限されていること、道路などの生活基盤の整備が遅れていること、農業が停滞していることなどを背景として若年層を中心に人口が流出して高齢化・少子化が進行しており、恵まれた立地条件にあるにもかかわらず地区の活力が衰退しつつあります。このため、令和4年度に「木原地域ビジョン」を策定し、木原地区活性化のために「景色良し、人良し、誰もが暮らしたいまち木原」をスローガンにかかげ、住民が協力して取り組んでいます。 -
生活情報を教えて!
・学校・子育て施設等
木原小学校がありますが、放課後児童クラブがないため、共働き世帯は放課後児童クラブがある糸崎小学校に通わせる家庭がある程度存在します。木原小学校は全校生徒18名の小さな小学校ですが、市内や全国と比較しても極めて学力が優秀で、明るくのびのびとした学校生活を送っています。
・買い物
木原地区には一般的な生活物資を販売している店は無く、三原市街、尾道市街まで車かバスを利用して買い物に行く状況です。ただし、移動販売車等が週に1~2回程地区の何か所かを巡回して販売しています。
・病院
木原地区には病院はなく、近隣の病院は糸崎、三原市内もしくは尾道市内のため、車で5分から10分程度を要します。
・文化・スポーツ施設
地区に木原公民館、赤石公民館、福地公民館があるだけで、文化施設やスポーツ施設は存在しません。
・その他
車をもたれない方や運転できない高齢者にとっては、交通や買い物等の面において不便な面がありますが、車を運転できる方であれば三原や尾道中心部に10分前後で行くことができ、生活しやすい場所です。 -
主な活動を教えて!
厳島神社や亀石神社といった地縁神社で秋祭りや元旦祭を町内会が中心となって執り行っています。秋祭りでは三原市の無形文化財の太鼓踊りを神社に奉納した後に町内を巡回し地域の皆様にも観覧して頂き一緒に健康、家内安全を祈願します。又、木原小学校と木原連合町内会が合同で行うふれあいとんど祭りで連合町内の交流を深めています。
4月初旬に行われる鉢ヶ峰大祭では、地区内外から多くの方が家族連れで鉢ヶ峰山頂に登り、お弁当を広げたり瀬戸内の眺望を楽しんでおられます。
その他、盆踊り大会、敬老会、小学校のミニコンサート、春・秋の町内一斉清掃等の行事や、ふれあいサロンで出前講座等による知識向上、健康増進等の活動を行っています。 -
地区にはどんな課題があるの?
木原地区は風光明媚で温暖、温かい人間関係など住みやすい土地柄ですが、一方で木原地区の大部分を占める国道2号北側の農村・山林が市街化調整区域に指定され、都市的土地利用が制限されていること、道路などの生活基盤の整備が遅れていること、医療機関や店舗等がなく、光回線やネット環境が脆弱等問題点を多く抱えています。
地区の移住に関しては、個人レベルの紹介よる移住についてはある程度実績はあるものの、町内会レベルで協力して移住促進に関する取組はこれまで全く実績がなく、昨年策定した地域ビジョンの実施事業の一つとして設定した空き家活用事業を通じて移住促進に木原連合町内会として取り組んでいく予定です。
①空き家活用や移住促進に取り組むメンバーを選任し、勉強会を開催したうえで何を準備し、どのように取り組んでいく必要があるかを習得したうえで、具体的な目標を設定して取り組んでいきます。
②三原市の移住促進地域連携事業に参画するとともに、木原連合町内会のホームページの開設、SNS等の情報発信ツールを活用して木原の魅力を内外に発信していく予定です。 -
地区の支援者から移住を検討している方へ
・地区の支援者から一言
大学から定年退職まで大阪で暮らし、45年ぶりにUターンで帰ってきたときには国道2号線の渋滞、振動、騒音に悩まされ、都会に比べ何もなく鬱々とした生活を送っていましたが、木原バイパスの完成により、国道2号線の交通量が激減し、生活が様変わりしました。住みにくい土地から住みやすい土地に大変貌を遂げたと感じているのは私だけではないと思います。今では心から「木原に住んでみんさい!」とお勧めできます。色々と不便な面もありますが、「最高の眺望」「温暖な気候」「人情味のあふれる住民」の三拍子がそろった地域です。
・移住者から一言
瀬戸内の穏やかな海を俯瞰する鉢ヶ峰山麓の空き家に移住してから5年が経ちますが、今でも初めてこの景色を見たときと同じ感動がよみがえります。当初、市街地から離れているとの印象がありましたが、実際には思いのほか近く、近郊の新興住宅地からよりもずっと近いことがわかりました。また、閉鎖的な地域社会という一般的な概念を覆し、笑顔の絶えない心の交流を楽しんでいます。