三原市公式SNS一覧

閉じる

移住を検討中の方はこちら

移住者 Interview

リモートワークを機に移住。サイクリストの理想の暮らしをイメージして三原を選びました!

  • 佐藤さん

    40

移住前の職業:フリーランス同時通訳者

出身地:(移住前の居住地)東京都

移住地:三原市東町

  • 移住前のライフスタイルを教えて!

     外資系企業への勤務や、中国やアメリカへの留学を経て、移住する直前は東京でフリーランスの同時通訳者として仕事をしていました。
     通訳者の仕事は、国際会議などの場面の多い東京が中心であったため、このままずっと東京で仕事を続けていくのだろうなと思っていました。その一方で、都会の人の多さから感じるストレスもあり、日本各地を趣味の自転車で旅するうちに、地方のゆったりとした暮らしに憧れ、いつかリタイヤしたら地方で暮らすことも夢見ていました。

  • なぜ、三原市に移住したの?

     これまでの仕事は現場での同時通訳が求められていましたが、コロナ禍をきっかけに、リモートで同時通訳ができる仕組みが整備され、どこでも仕事ができる環境になりました。そうした環境の変化もあり、東京に住み続けなければならない理由がなくなったため、本格的に移住を考え始めました。
     移住先の候補はいくつかありましたが、趣味の自転車を好きな時にふらっと楽しむことができる場所として、しまなみ海道の周辺に住みたいと思いました。その中でも、私は車を運転できないため、徒歩や自転車で生活ができるような、生活に必要なものがコンパクトにまとまっていて、傾斜地よりも平地の多いまちが理想であったため、そうしたイメージに三原市が最もフィットしたことが決め手です。
     これまでに海外も含めていろいろな土地で暮らし、それぞれの土地の魅力も感じてきましたが、その中でも、三原市は特に暮らしやすいまちだと思います。

  • 三原市に移住してからの生活・仕事は?

     移住後はリモートでの東京や国外のお客様からの仕事が多く、月に1、2度は東京へ行って現場通訳もしています。一方で、最近は広島や岡山で現場通訳をする仕事もいただくこともでき、製造業の多い三原市ならではの地元のメーカー様からのお仕事もいただいています。
     また、しまなみ海道近隣の観光地では、観光シーンでの中国語通訳のニーズもあります。ビジネスシーンの通訳者と観光シーンでのガイドの仕事は別ものではありますが、地方では人手がまだまだ足りていないこともあり、通訳者の経験を生かして、地域のニーズに対応した観光関係のお手伝いも、地元の方とお話させていただいています。

  • 三原に移住して良かったことは?

     移住前に憧れていた、ゆったりとした生活が実現できました。住む環境だけでなく、日常で地域の人とゆったりお話をするようなシーンもあり、例えば、三原駅前の施設にストリートピアノがあり、よく弾きにいくのですが、訪れる人たちが思うままにピアノを弾いて、その場にいる人と会話が始まったりします。三原に住む人たちに、そうしたフレンドリーな空気感があることも、住んでみて感じた魅力です。
     また、三原市には地域を良くしたいという気持ちのある人が多いと思います。東京で暮らしていた頃には地域の活動への関心は薄かったですが、三原市で活動する人たちとの交流ができ、地元のコミュニティに加わる中で、これまでに、お祭りや離島の建築ワークショップのお手伝いをさせていただきました。
     地域活動に関わることができる機会が三原市には多くあり、そうした活動への関わりを通じて、自分が単なる居住者ではなく、この地域を作っていく関係者なんだ、と実感できることが、三原市への愛着につながっています。

  • これから挑戦してみたいこと!

     通訳者の仕事を通じて培ってきた英語や中国語のスキルを生かして、地域への還元をしていきたいと思っています。
     例えば、本業の仕事以外の活動として、三原市の中心市街地のにぎわい・魅力づくりをめざす「まちづくり三原」の「まちづクルーチャレンジ講座」に参加しており、インバウンド観光関係の活動にも挑戦します。せとうち周辺には外国人の旅行者を多く見かけますが、三原市に訪れる外国人がどんな観光をしているのかは分かりません。そこで、「youは何しに三原へ?」というテーマで、三原駅周辺に訪れている外国人に、どこに観光をしているのか?三原で何をしているのか?どういったきっかけで訪れたのか?といったインタビューをして、その調査をまとめるような活動をしたいと考えています。
     その他にも、趣味のサイクリングのコミュニティを通じて、しまなみ海道のサイクリングガイドの活動も始めました。今後は、平日は同時通訳者、週末はサイクリングガイドという二足のわらじで仕事ができればと考えています。

  • プライベートの過ごし方を教えて!

     休日はよく趣味の自転車でお出かけをしています。地元のカフェやお好み焼き屋さんを訪ねて、行きつけのお店を探すのもいいし、高速船に自転車を積んで佐木島に渡り、海岸で折りたたみ椅子を広げて、お弁当を食べながらゆっくり過ごすのも楽しいです。
     また、しまなみ海道をサイクリングすることもよくあり、ふらっと出かけることや、ゆっくり過ごしたいときは途中の島に泊まることもあります。初めて、しまなみ海道にサイクリングに行く人は尾道市からスタートする人が大部分ですが、実は、島での時間も余裕をもって楽しみたい人にとっては、三原市から高速船で因島や生口島にアクセスするのが本数も多く、とても便利なのです。
     このように地元の人でないと知らないような情報も、趣味の自転車を通じて、いろいろな人に知ってもらえるといいなと思います。

  • 移住を検討している方へ

     移住を考えるときには、暮らすところまでをイメージしながら場所を絞ることと、実際に訪れてみることが大切だと思います。
     私の場合は、もともと、しまなみ海道への憧れで尾道市周辺の地域を見ていましたが、移住した後の生活環境として、車なしの暮らしができるのか、仕事で東京などに行くときに不便でないかといったことも重要であると考え、三原市が候補となりました。そして、市役所の職員さんにご案内をしていただきながら、移住をする前に三原市に何度か訪れました。
     理想の暮らしのイメージと、実際の地域をすり合わせていくことで、自分に合った移住先が見つかると思います。
     
    ↓ Instagramでしまなみ、瀬戸内の魅力を発信しています!
    >>しまなみ三原 Instagram<<