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宮下さん
40代
移住前の職業:自営業
出身地:広島県尾道市
移住地:三原市市街地
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移住前のライフスタイルを教えて!
私は尾道市の出身で、高校卒業後からは衣服の輸入業をしたり、ペットサロンを経営したりと、自営業をしながら東京で暮らしていました。
東京での生活は楽しかったのですが、今後の暮らしを考えたときに不都合なこともありました。趣味のキャンプをするにしても、マンション暮らしだと何かと不便な思いをしていたのですが、そんなときにInstagramで地方の方が発信されている、広い庭でBBQをしたり、濡れたキャンプギアを外で干したり、手軽に洗車をしていたりするようなライフスタイルを見て、ある程度の年齢になってからは地方での暮らしにあこがれるようになりました。 -
なぜ、三原市に移住したの?
アウトドアの店舗を持ちたいという思いがありましたが、東京では賃料が高く、自分のやりたいコンセプトに近いお店が既にあることも考慮すると、地方でお店を持つ方がいいという考えになりました。
2019年頃から、移住地を探して車で日本全国をまわりながら、各地を見たり地元の人と話したりもしていましたが、ピンとくる土地は見つかりませんでした。
昨年、地元の広島で店舗を探していたときに、三原市を訪れる機会があり、三原市の生活環境の良さや交通の便利さを知り、三原市で開業したいと思い市内の物件を探し始めました。店舗の相談をした不動産屋さんがとても協力的な方で、状態が良く、駐車場もあり交通量も多い好条件のそろった店舗をすぐに見つけることができました。市から開業の補助金を受けられたことも好材料でした。それから約3か月間の準備期間を経て、昨年9月に三原市で開業しました。 -
三原市に移住してからの生活・仕事は?
私の店舗で取り扱うアイテムは、中四国エリアで他にはないものを多数取り揃えています。その一方で、お客様には実際にモノを見て触って、選んでいただけるお店にしたかったため、オンライン販売は行っていません。そのため、遠方からもお客様が来てくださるのですが、そうした同じ趣味を持つ人が遊びに来てつながれる、家でも職場でもないサードプレイスとしての店づくりをコンセプトにしています。
お客様からは、「こういう場所がほしかったんだよね」と言われます。こうしたコンセプトに共感してくださるお客様とのつながりができ、三原市に移住してから、同じアウトドアが趣味の人たちとの輪がすぐに広がりました。 -
三原に移住して良かったことは?
三原市の生活環境は最高です。市役所や駅、スーパー、飲食店などが市街地にコンパクトにまとまっていて、生活にあたっての不自由が全くありません。また、観光地だと夜にお店がすぐに閉まりますが、三原市には地元の方が集まってお酒を飲んだりできる場所が多いので、営業後にお客様と飲みに行って交流できることが嬉しいです。
また、海や山の自然に近い環境も気に入っています。三原バイパスのトンネルを抜けたときに広がるせとうちの島の景観は、何度見ても美しくて感動します。 -
プライベートの過ごし方を教えて!
愛犬を連れキャンプに行って焚火をしながら、仲間とキャンプギアについて話したり、お酒を飲んだりしています。
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これから挑戦してみたいこと!
例えば木を材料にした道具など、地元の人たちとのオリジナル商品の開発をしていきたいと思います。地域の方たちと商品を考えたり、お客様のつながりで地域のいろいろな技術を持っている方を紹介してもらって、新しいものをつくったりと、そうした楽しいことをやっていきたいと思います。
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移住を検討している方へ
地域で商売をするには、都会とは違った感覚で挑む必要があると思います。都会での経験を忘れて新しい気持ちで地域に入ることや、その地域の人を知ること、何度も来てみて場所を探してみることをお勧めします。
そうしたプロセスを経て、三原市でこれまでになかった、「こんなところでこんなことをやるのか!」「これまでそんなことをやってきたのか!」と言われるような、面白いことをやりたいと思っている人に、ぜひきてもらえると嬉しいです。
●もっと詳しく知りたい方はこちら!
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>>INITIUM(イニティウム)Instagram<<