三原をチャレンジャーが集う芸予瀬戸内の玄関口にしたい

移住前のライフスタイルを教えて！

京都で建築士事務所を設立し、町家やビンテージビルなどの遊休資産の改修の設計、マンションや店舗のインテリア、小さな住宅の設計をしていました。平日は関西圏や東京、福岡まで出張に行くなどしながら、休日は生まれ育った京都の街での生活を楽しんだり、妻の実家のある広島県へ帰ったりしていました。
さまざまな土地や人に出会う機会が多く、その分移動も多い、それが建築家の仕事なのかと考えています。

なぜ、三原市に移住したの？

簡単に言うと、生まれてから30年以上慣れ親しんでいた私の名字と同じ名前の街があり、その街が地域おこし協力隊を募集していたからです。
海が湖に見えるような、芸予瀬戸内の海が好きです。これは6年前に結婚した妻に教えてもらったことです。こちらも、あちらの対岸も同じような文化をもって生活している、そんな人々の暮らしをイメージする時、ここでの生活の面白みを実感します。そんな文化圏の中で暮らしてみたいと思ったのがきっかけです。

三原市に移住してからの生活・仕事は？

JR三原駅北側に本町通りという旧街道（京都―下関を結ぶ西国街道の一部）があります。そのエリア、西国街道・本町地区まちづくり協議会のアドバイザーという役割をいただき、三原市の地域おこし協力隊として活動しています。本町エリアでは数年後に電線の地中化工事が予定されており、路面も一新されることになっており、そのタイミングで、シャッター街となりつつある本町の商店街にも活気が戻るといいなと考えています。

三原に移住して良かったことは？

気候が温和なのもあってか、瀬戸内の方々は皆さん温かい人が多いように感じます。地域の方々に温かく迎えていただき、心地よく過ごしています。京都との二拠点生活をしており、京都駅から三原駅まで2、3時間で行き来ができるところも私にとっては魅力的です。広島空港も市内にあるため、東京への出張もあまり苦労しません。

これから挑戦してみたいこと！

三原には観光名所が少ないと地域の方から聞くことがあります。確かに周辺に比べると少ないのかもしれませんが、まだ未開拓の素敵な場所・物事があるように思います。
まずは芸予瀬戸内地域（尾道、竹原、芸予諸島周辺）の観光のハブとしての拠点性を高め、観光客、プレイヤー、様々な人と一緒に三原の観光資源を見つけていきたいと思っています。そのために、観光拠点となるホテル・ゲストハウスなどの経営にチャレンジしてみたいです。

プライベートの過ごし方を教えて！

二拠点生活をしていると週2日のプライベートの時間がなくなってしまいました。ですが、たまに休みを取って旅行しています。
旅行先では、キャンプ、登山、読書をすることが多いですが、建築を見に行ったりして、その場所の文化をなるべく吸収しようとも心がけています。有名な観光地にはあまり行かないことが多く、美術館や博物館に行った時に偶然出会える美術品、民芸品、発掘されたもの、市民活動のポスターなどを見るのが好きです。

移住を検討している方へ

上記のとおり、気候が良く、人が良く、アクセスが良い、三原にはこれからチャレンジしてみよう、という人が集まってきていると感じます。大きな会社勤めには不向きな部分もあるかもしれませんが、小さく事業を始めながら、いろいろな人との関わりを持って生活するにはぴったりの場所だと思っています。

↓地域おこし協力隊三原さんの活動はこちらから
>>三原市地域おこし協力隊　三原　note<<